「恋愛結婚よりお見合い結婚のほうが離婚率が低い」
そんな話、聞いたことありますか?
実際のデータでも、
恋愛結婚の離婚率は 約40〜50%
お見合い結婚は 約10〜20%前後 といわれています。

でも正直、最初に「恋愛から入った方が幸せそう」と思いますよね。
恋のトキメキ、好きな人に選ばれる嬉しさ、
あの“恋してる瞬間”の幸せは特別です。
でも――そのトキメキのまま、ずっと幸せでいられるかというと、
そうとは限らないのが現実なんです。
💡恋愛の“魔法の時間”には期限がある
恋愛の始まりは、脳内でドーパミンがたっぷり分泌されています。
このホルモンが出ている間、人は相手の欠点が見えにくくなり、
「好き!」という気持ちで全てを正当化してしまうんです。
でも、そのドーパミンの効果は長くても1年ほど。
結婚生活が始まるころには、魔法がとけて現実が見えてきます。
「思ってた人と違った」
「何気ない一言に傷つく」
――そう感じてしまうのは、ホルモンが落ち着いて“素の自分たち”になるから。
恋の高揚が落ち着いたあと、
“それでも一緒にいられる関係” になっているかどうかが、幸せの分かれ道なんです。
💡お見合いは、“安心ホルモン”から始まる関係
お見合いでの出会いは、最初から“結婚を前提”にしています。
だからこそ、恋のドキドキよりも、
「一緒にいて落ち着く」「信頼できる」 という感覚を大事にできる。
これは心理学でいう オキシトシン(安心ホルモン) の関係。
時間をかけて信頼を育てるお見合いの方が、
恋の熱が冷めても関係が安定しやすいんです。
つまり、恋愛は「恋のジェットコースター」なら、
お見合いは「穏やかに続く長旅」。
スピード感は違っても、たどり着く“幸せの形”が違うだけなんです。
💡専属カウンセラーの存在が、恋の暴走を防ぐ
恋愛では、自分の気持ちだけで突っ走ってしまうこともありますよね。
でもお見合い婚では、
仲人(カウンセラー)が客観的に見守り、
迷った時や不安な時に気持ちを整理してくれます。
誰かに気持ちを聞いてもらうだけで、
「本当は私、こう感じてたんだ」と気づける。
そのサポートが、長続きする関係を支えてくれるんです。
恋愛結婚=ドキドキの魔法から始まる
お見合い結婚=安心と信頼を積み上げる
どちらが正解というわけではありません。
でも、結婚は“恋の延長”ではなく“生活の始まり”。
だからこそ、恋のトキメキよりも
「この人と一緒にいると落ち着く」
「この人の隣で素の自分でいられる」
そんな相手を選ぶことが、幸せな結婚の秘訣なんです。